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「綺羅 星のごとく」 ステキな言葉があふれ出てくる・・・その大女優の話しに夜が明けた!

朝までBS放送を見てしまった!

アクターズ・スタジオのハリウッド・スターをインタビューする番組だった。あまりにそのインタビューに応じている女性に惹かれ、話しがとってもスマートかつエッセンスに富んでいたからだ。

そのゲストとは本当にダナ・キャランの強引なプッシュがなければ実現しなかったという「バーブラ・ストライサンド」である。輝かしい受賞歴を持つ、大女優だ。「スター誕生」「晴れた日には永遠が見える」とか、いっぱい名作がある。

なんでも17歳のときにアクターズ・スタジオのオーディションをもう少し大人になったらと落とされた彼女は、その後もアクターズ・スタジオの会員ではなかったらしい。この会場で名誉会員に迎えられていた。

いくつか心に残るメッセージがあった。

【バーブラ】「私は両親(父は生後15ヶ月の時に他界、母はその後不安定だが彼女をタイピストにしたかったらしい)に教育されなかった、つまり、誰にも私がなにをするのかという指示やしつけをされなかったのが幸いした。自分がなにをするのかをいつも自分で考えてやりたいことを全部してきたと思う。」と。

まるで、私(かよりん)の「親にパーミッションをとる必要性を、今日これまで感じたことも、考えたことも無かった。それくらい私は信頼されていたんだ!」と超ご気楽な感謝を母親に送ったのと、親にあれこれ指図されなかった背景が似てる!

私事で恐縮だが、私の母は「あんたは3歳のときに、言っても聞かない、自分でやるまで辞めない子だと悟った」という。

(かよりん)「お母さん、あなたは飲み込みが早い!」そしてNLPを学んでからは「3歳で親にそのようなアンカーリングをしたおかげで、規制や既成概念のない、自分で考え、行動し、選択する・・・こんな子ができあがりました!」となり、最終段階では「3歳にしてNLPの達人を自認!」という大風呂敷へとこの経験が昇華されて、今では親のみならず、「自分にもアンカーした」次第。

その上、このエピソードをアメリカのリチャード・バンドラー(NLPの創始者)のトレーナー・トレーニングで英語でプレゼンしたときには、イタリア人、メキシコ人、ドイツ人・・・と各国の参加者から「あなたのストーリー面白くて好きよ!」とたくさんコメントもらったんで、これまた特上のアンカーに仕上がっている。

*アンカー(アンカーリング)とは:  船の錨のことで、「ある特別な手に入れたい感情、感覚、イメージ」をすぐさま呼び覚ませるように、意図的に自分の言語、身体、思考パターンに「錨」のように組み込む(下ろして)仕掛けをつくり、必要な時にすぐそのパワフルな状態を呼び覚ます方法で、錨を下ろしたところに戻る・かえるという意図で、アンカーリングと言う技術。

バーブラさん家はちょっと私んちとは違う事情でしょうし、バーブラの偉業にはこちらは追いついておりませんが。

ここでNLPを極める道に居るものとしてコメントしたいのは、かの組織行動学とか心理学などの大家、エドガー・シャイン博士も「人に最初の洗脳=教育というものを施す場は、家庭だ!」といわれるとおり、しつけとか常識とかと言われていることが、本来の『人間として道に外れることをしない』というのとは別物で、いっぱい親の都合で行われている現実。それが子供に規制や不自由さを知らず知らず埋め込み、私がコーチングで出会った「優秀大学を卒業し、有名企業に就職しているのに」とっても「不自由感、満たされない感覚、それが講じて自己信頼を失う」というオトナになっているのを見てきた。みんな、自分を解放して!といろいろ向き合った経験がある。
そんなときの私のメッセージは「自分にとって最高にパワフルで、力になる洗脳をしろ!」です。教育、しつけ、はたまたTVコマーシャルまで、すべては洗脳です。であるならば、選択する意思を磨け!ってこと。

話しをもどそう、バーブラはとても感性が豊かであり、ある意味で不器用なところも良い。

【バーブラ】「映画の歌うシーンを3ヶ月前に録音し、実際口パクで合わせるのは、私には無理。一回、一回、そのときの感情が湧いてくるのだから、3ヶ月も前の自分の歌った感情になんか合わせられない!」これもまた、ステキなライブな生き方。

ついには映画監督も説得され、異例の実写録音。それはアカデミー賞、グラミー賞と総なめだったそうだ。

そう、この究極のこだわり、不器用さ、それでこそ「やりたいことは全部やっている」なんだろう。

また別の一言にピンときた。よく私(かよりん)も人に「あなたが決めたら、待っていたようにステージが目の前に現れて、全部始まるよ!」と体験的に言いまくっているのだが、彼女も「ゲーテ」の一説から同じことを語っていた。ちょっとビックリだ!!

【ゲーテ~>バーブラ】☆♪「あなたがそれをヤルと決めた瞬間に、世界中があなたの味方になる!」★☆・・♪♪~

なんとすてきなメッセージ。わたしの例えもこれからこのメッセージにし~ようっと!

そして、これらはいつも言うとおり、NLPチックなメッセージと相通じるものなんだけど、そのほかにも、【バーブラ】「自分の内側にあるもの、それが外の世界へ流れ出し反映されるのだ!だから、自分自身を信頼し、自分の人生、言動に責任を持つのだ。」とも語っている。

前回の熱いブログに個人的にエールを下さった方が何人かいらっしゃったが、私はまた揺るがない思いを感じた!「内なるスピリッツが、必ずや外に反映される」口にしていないから、相手にはわかるまい!と思っているような思いも必ず反映されているのだって。「内なる自分と、表明している自分の不一致感」を、不感症のごとくいつも遣っている人!要ご注意!である。

また、バーブラの話しにもどすが、兄と彼女の二人は霊魂みたいなものをまったく気にしたことが無かった(シャーリー・マクレーンと違って・・・と本人の言)が、ある日その兄が「死んだ父の霊と交信しよう」と言ってきたそうだ。彼女は、机の上の手が勝手にアルファベットをさすように動いたことにおどろき、生まれて35年(当時)父のお墓にも行ったことがなかったと思い出し、行くといってその足でお墓参りしたそうだ。その墓石の横で写真をとり、兄の家にもどると勝手にそのテーブルが動き出して、「Sorry・・・Sing・・・Proud」とそのテーブルの足で文字を書き出したそうだ。彼女も、さすがに怖かったらしい。

【バーブラ】「でも、父が『すまない、誇りを持って歌いなさい』というメッセージをくれたのだと思うとこの体験で、これまでどこか父に似ている、考え方も英語と数学の教師だった父のDNAが大いに私に受け継がれていると感じたことも、こうやって見守ってくれていたからなんだと思う」と語っていた。

すごい経験だ。まぁ、霊の存在は云々しないにせよ、このあと彼女はまた名誉ある賞を受賞する映画を自社監督制作している。まさに少年のお父さんにささげるお話しだ(イェントル=Yentl 1983年)エンディングで「お父さん、見ていて~」と船上で歌う少年は圧巻だ。

でこれには後日談まである。偶然墓地で撮った写真を送られてみてみると、父の墓石の隣になんと自分が演じたその映画の少年役(正確には、少年は死んだ友人の名前をもらうのだが)とまったく同じ名前が刻まれていた。すごいシンクロニシティだとも言っていた。

本当に不思議だが、やはりスピリチャルに生きていると、そういうようなところに触れてゆくことになるし、潜在意識の中にまだまだあふれているが、眠ったままのリソースが掘り起こされてくるのだろうと確信した。

バーブラ・ストライサンドは近年自分のホームページでも政治のことを語るのがほとんどだそうで、私たちにはそれを批判したり、文句を言ったり、注文をつける権利がある、それを果たすことは義務なんだと言っていた。ボランティアの活動もすごい。

8月5日の彼女のメッセージ:
An Important Anniversary ...Barbra Streisand
Posted on August 5, 2005
August 6, 2005 marks the 60th anniversary of the US bombing of Hiroshima. The Atomic Bomb, which decimated the Japanese city and its people, was never used in combat again. This day is also the anniversary of another "bomb" that was dropped 4 years ago, this time into the lap of President Bush in the form of a memo titled 'Bin Laden Determined to Strike in the US.' While on yet another extended vacation at his Crawford ranch, the President chose to neglect his duties as Commander in Chief by refusing to act decisively and immediately on this impending threat, leading to the worst terrorist attack in American history. These anniversaries remind us to learn from our past actions in order to ensure a safer more secure future.

URLは、こちら。

http://www.barbrastreisand.com/

とってもステキな女性63歳とは思えない!夜中から朝方のこの番組で心が高揚してきた。もう、眠れそうも無い!

さぁ、仕事しあげるぞ~。
スペルボーン(Spellborn)