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キャリアの構築法・・・日経ビジネス Associe さんのインタビューで伝えたかったこと(3)

キャリア構築法(3)

「実は転職後に忙しくなりすぎて、自分の仕事や価値に疑問を抱いたことがあるんです。給料もそれほどでもないのに、と。でも与えられる仕事内容や給料は会社が価値判断して決めることですから、自分からそこに縛られすぎてはいけないんですね。だから、会社と自分の価値基準が一致するように上司にかけあって、再マッチングを求めました。その結果、担当業務を広げ、待遇を変えることもできたんですよ」

兼任だった営業事務を振り出しにして、転職後のキャリアから人材開発そのものを事業とするコーチングネットの起業まで、木村氏の履歴には運命的な運びを感じる。しかし、それは偶然ではなく、木村氏自身が「やりたいこと」を志向した成果なのだ。



コーチングネット代表として、現在の若手サラリーマンたちに感じるのは、小さくまとまろうとする閉塞感だという。


「現在の日本は失敗してはいけない社会になっていますし、親や会社の価値観を重んじるために自分の価値がわからなくなる人も多いです。大切なのは自分の価値がどこにあり、どうやって磨けばいいかということです。会社が決めた給料に合わせて仕事をしてはいけません。常に、自分が思う自身の付加価値を高める努力を続けなければ、流れのあるキャリアアップはできませんよ」


華々しい業績や資格に彩られた履歴書にもキャリアの流れ ―これは、何も前提やプロセスという意味ではない。ある意味根幹に流れている「自分自身が意図するところの、人生の目的」に向けての一貫性ととらえてほしい― が見えなければ意味がない、と木村氏は断言する。

「実績は過去の断片です。瞬間的に発揮できた最高のパフォーマンスである可能性もあります。瞬間最大風速を記録したって、あまり意味はないのです。また、資格でも取得して何をしようとしているのかが見えないことには、活躍している様子すら伺えず期待感が抱けません」

会社のブランドや資格のラベルは社会において有利に働くことは確かにある。ただ、TOEICのために英語を学んでも意味がないし、良い企業に転職できると思って資格を取っても身に付かないことも確かだ。


「自分の価値基準を身につけ、成功体験を理屈でなく、五感で、言葉にできない感覚的なものまで含めて覚えておくことが重要です。そうすれば経営者や会社が変わっても自分の価値を見失わず、最高の能力を発揮できるでしょう」


そして・・・


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